血圧低下

昔から強壮剤として使用されてきたノコギリヤシ

ヤシ科のハーブの一種であるノコギリヤシは強壮剤などの効用が知られており、医薬品などとして使用されてきました。
現在でも男性が頻尿や排尿困難となる前立腺肥大症の予防や症状の改善に使用されていますが、抜け毛・薄毛の予防にも効果が期待されています。

日本ではヨーロッパのようにハーブを使うことがなかったため、ノコギリヤシの効果については近年になって注目されるようになりました。
ノコギリヤシは北米南東部を原産とするヤシ科のハーブです。
ヤシというとヤシの実がなった高木のヤシをイメージしますがノコギリヤシは45cmから1m程度の低木です。長くて細く鋭い葉が広がっており、夏には花が咲き、冬には2、3cm程度の実がなります。

この実の中に5α-リダクターゼという酵素の働きを抑制する成分があり前立腺肥大症や薄毛、抜け毛改善に有効な成分が含まれているのです。
海外では実を食用としているところもあり、19世紀初期にはお茶が作られて前立腺肥大症の治療にも使われていました。
その後、強壮剤として効果や鎮静効果などが注目されるようになり、1990 年に前立腺肥大症に効果があることがヨーロッパの医学界で発表されたことによって広く認知されるようになります。

ノコギリヤシはヨーロッパでは、医薬品として認可されており、広く使用されています。
ノコギリヤシの成分を使ったサプリメントや健康食品のメリットは、科学的に合成された医薬品とことなり、天然成分によって作られているために大きな副作用がかいというところでしょう。
ただし、いくら効果が期待できるといっても、ノコギリヤシのエキスは即効性のある成分ではありません。また、大量に摂取した場合、吐き気やめまいなどを起こしてしまう場合があります。

ノコギリヤシの摂取は1日あたり200~320mg程度を摂取するのが適当であり、効果を得るためには2、3か月の間、毎日摂取する必要があります。
ノコギリヤシの使用には、決められた量を継続して摂取することが大事であることを承知しておきましょう。